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比較・選び方お金

証券口座を選ぶときの比較ポイント 手数料・商品・使いやすさで整理

証券口座を選ぶ前に確認したい5つの比較ポイントを整理。手数料や取扱商品、NISA対応、使いやすさの見方を解説します。

この記事のポイント

  • 手数料・取扱商品・NISA対応・使いやすさ・サポートの5点で比べる
  • 積立中心か個別株中心かで見るポイントが変わる
  • 実例として、DMM 株の手数料・取扱商品(ETFなどの上場商品)とリスクを整理
  • 手数料や制度は変わるため、申し込み前に公式情報を確認する

証券口座はどこも同じに見えて、手数料・取扱商品・使いやすさなどに違いがあります。「何を買いたいか」「どのくらいの頻度で取引するか」から逆算すると、比較しやすくなります。

比較するときの5つの視点

視点 確認すること
手数料 売買手数料、投資信託の保有コスト(信託報酬)、口座管理料の有無
取扱商品 投資信託・国内株式・外国株式など、自分が買いたい商品があるか
NISA対応 NISA口座で買える商品の範囲と、積立設定のしやすさ
使いやすさ スマホアプリの操作性、画面の見やすさ、入出金のしやすさ
サポート 問い合わせ方法、初心者向けの説明資料の充実度

タイプ別の考え方

  • 少額から積み立てたい人:積立の最低金額、積立の設定方法、対象の投資信託の数を確認する
  • 個別株も買いたい人:売買手数料の体系、取扱銘柄、注文方法の種類を確認する
  • すでに銀行や他の口座を使っている人:入出金や資産管理をまとめやすいかを確認する

実際の証券会社の例:DMM 株

5つの視点を、実在するネット証券の1例に当てはめてみます。DMM 株は、株式会社DMM.com証券(金融商品取引業者・関東財務局長(金商)第1629号)が提供するサービスです。以下は公式サイトの記載(2026年9月20日時点で確認)にもとづく整理で、他社との優劣を示すものではありません。手数料や取扱商品は変更されることがあります。

視点 DMM 株の公式記載と、自分で確認したいこと
手数料 国内株式の現物取引は1約定ごとの段階制です(下の表)。信用取引の取引手数料は0円(金利などは別)。米国株式の現物は約定金額×0.495%(税込・上限22ドル)。口座開設・管理の費用は無料です。
確認したいこと:自分の1回あたりの取引額と回数で、年間いくらかかるか
取扱商品 取引所に上場している商品が中心です。国内株式(東京・名古屋・札幌・福岡の各証券取引所の上場銘柄)、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、ETN(上場投資証券)、IPO・TOB、単元未満株、米国株式・米国ETF・ADRなどが案内されています。
「投資信託」との違い:ETFは「上場投資信託」で、株式と同じように市場で売買でき、DMM 株でも取り扱っています。一方、オープン型証券投資信託(市場に上場しておらず、投信積立などで買う一般的な投資信託)は、DMM.com証券の公式サイト(確定申告のページ)に「当社では取扱いなし」と記載されています。
確認したいこと:買いたい商品が取扱商品に含まれているか。オープン型証券投資信託の積立が中心なら、取り扱っている他社と比べる
NISA対応 NISA口座を開設できます。国内株式・米国株式に対応し、NISA口座での取引は現物取引のみです。
確認したいこと:対象となる銘柄や枠の使い方は、公式のNISAページで確認する
使いやすさ 国内株と米国株を1つのアプリで取引できると案内されています。口座開設はスマホでマイナンバーカード等の本人確認を行い、申込み・審査を経て、最短で即日取引開始(営業日で本人確認に不備がない場合)。
確認したいこと:アプリの画面や注文方法が自分に合うか

国内株式の現物取引の手数料(1約定ごと・税込)は次のとおりです。

約定代金 手数料(税込)
5万円まで 55円
10万円まで 88円
20万円まで 106円
50万円まで 198円
100万円まで 374円
150万円まで 440円
300万円まで 660円
300万円超 880円

初心者が確認したいこと

  • 手数料は取引ごとにかかります:少額の売買を何度も繰り返すと、回数分の手数料がかかります
  • 信用取引は損失が大きくなりえます:公式サイトでも、レバレッジ(国内株で約3.3倍、米国株で約2.0倍)により、預けた証拠金を超える損失が出る可能性があると注意されています。まずは現物取引で仕組みを理解してから検討しましょう
  • 米国株は為替の影響を受けます:株価が変わらなくても、為替の動きで損失が出ることがあります。円貨で売買する場合は1ドルあたり25銭の為替コストがかかり、外貨決済では為替コストはかからないと案内されています
  • NISA口座は現物取引のみです:信用取引はNISAでは行えません
  • ETF・ETNには特有の注意があります:レバレッジ型・インバース型は、価額の変動が原指数の変動に一定の倍率を掛けたものとは通常一致せず、長く持ち続けると期待した成果が得られないおそれがあると、公式サイトで注意されています

向いている人・向いていない人

  • 向いている人:日本株や米国株、ETFなどの上場商品を自分で選んで売買したい人/1回あたりの取引額に対する手数料の段階を確認して使える人/スマホで取引をしたい人
  • 向いていない人:オープン型証券投資信託(投信積立など)を中心にしたい人(DMM 株では取扱いがないため、取り扱っている他社と比べるのが無難です)/株価の値動きで一時的に資産が減ることに耐えられない人

投資のリスク

株式や外国株式の価格は日々変動し、元本や利益は保証されていません。投資した金額を下回る可能性があります。余裕資金の範囲で、リスクを理解したうえで検討してください。

口座開設前のチェックリスト

  • 各社の公式サイトで、最新の手数料表と取扱商品を確認したか
  • 運営会社が金融庁に登録されている金融商品取引業者か
  • 投資にはリスクがあり、元本を下回る可能性があることを理解しているか

まとめ

「手数料」「取扱商品」「NISA対応」「使いやすさ」「サポート」の5つを、自分の投資スタイルに当てはめて比べるのが基本です。手数料や制度は変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式情報を確認してください。

出典・参考資料

本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入や利用を勧誘するものではありません。投資には元本割れなどのリスクがあります。最終的な判断はご自身で行い、制度・手数料などは各公式サイトで最新情報を確認してください。